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デザインとは、欲望の創造なのか?

 デザイナーになるための教育を受けている時は、デザイナーの役割は、住みやすい社会を作ることの一翼を担うことだと教わったような気がします。
 でも、企業に就職すると、多くの場合、デザイナーの役割は、商品やサービスを売るために、消費者の欲望を刺激することに変わります。

 売ろうとしている商品やサービスが、それを必要としている人にとって適切なものである場合、それを知らしめるために、消費者の感性などを刺激するのだとしたら、まだやりがいのある仕事とも言えるでしょう。
 しかし、企業の売り上げを上げるために、商品を売ること、そのために消費者の欲望を刺激することが、直接の目的だと言われ、安全性や使いやすさ、持続性などを配慮したデザインよりも、短期的な刺激性を重視したデザインを選択しなければならないとしたら、それは、意欲をそがれることかもしれません。

 何度も同じことを書いてきたので、繰り返しになりますが、デザインの良し悪しは、デザイナーだけの責任ではありません。
 むしろ、デザイナーが仕事を始めるときに、コンセプトを立案する人、そのコンセプトに沿って、デザインを選択してする人の責任だと言えます。

 そして、良いデザインは、良い商品、良いサービスにしか与えられないのです。
 どういうことかというと、品質の悪い商品やサービスと良いデザインは、両立しないのです。
 良いデザインとは、使う人の身になった、良い品質のことなのです。

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by kakapo1233 | 2015-10-11 08:24 | 061.デザイン

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