デザインは、消費をあおるための道具なのか…
2016年 08月 13日
モノづくりの現場から離れて8年、離れていたからこそ気が付いたことがある。
モノづくりの現場にいたときは、消費者の趣向を分析したり、世の中のトレンドを掴もうとしたりすることで、デザインの魅力で選んでもらえるモノを作ろうとしていた。
時として、造りやすさ(リーズナブルなコスト)、耐久性(丈夫さ)、使いやすさ(分りやすさ)などの基本的な性能よりも、多機能であること(使わない機能も多く、分りにくさやコストアップはもちろん、故障の原因にもつながる)、見た目が華やかであることを追いがちだった。
お化粧を施すために、工程が増え、歩留まりが悪化し、コストアップに繋がることもある。お化粧が故障の原因になることもある。
良い道具、高級感とは何だろう、私は、経験が豊富なデザイナーやエンジニアが熟慮した設計、工程が少なく、良品率が高く、お客様の手に渡った後も、使い方が分かりやすく、生活の中で役に立つ、出番の多いプロダクトなのではないかと思う。
更に、メンテナンスが容易で、何時も清潔な状態で使うことができ、万が一故障した場合でも容易に修理でき、安全性を保てるものではないかと思う。
モノづくりの現場にいたときは、消費者の趣向を分析したり、世の中のトレンドを掴もうとしたりすることで、デザインの魅力で選んでもらえるモノを作ろうとしていた。
時として、造りやすさ(リーズナブルなコスト)、耐久性(丈夫さ)、使いやすさ(分りやすさ)などの基本的な性能よりも、多機能であること(使わない機能も多く、分りにくさやコストアップはもちろん、故障の原因にもつながる)、見た目が華やかであることを追いがちだった。
お化粧を施すために、工程が増え、歩留まりが悪化し、コストアップに繋がることもある。お化粧が故障の原因になることもある。
良い道具、高級感とは何だろう、私は、経験が豊富なデザイナーやエンジニアが熟慮した設計、工程が少なく、良品率が高く、お客様の手に渡った後も、使い方が分かりやすく、生活の中で役に立つ、出番の多いプロダクトなのではないかと思う。
更に、メンテナンスが容易で、何時も清潔な状態で使うことができ、万が一故障した場合でも容易に修理でき、安全性を保てるものではないかと思う。
by kakapo1233
| 2016-08-13 06:43
| 061.デザイン