カテゴリ:061.デザイン( 55 )

デザインとは何か?

 デザインをテーマとしたブログを開設し、時々記事を投稿したりしていますけれども、私は2008年から7年間もデザインの仕事をしていません。どんな仕事をしているかというと、お客様やお得意先様から寄せられる苦情や問い合わせへの対応です。でも、このような仕事を経験することによって、デザインという仕事に対する見方が変わりました。多くの人が考えるデザインの仕事は、アイデアを出したり、流麗なフォルムを創りだしたり、鮮やかな色彩を調和させたりすることなのだと思います。でも、今の私が考えるデザインの仕事は、それだけではないのです。

 私たちが購入する商品の中には、自分自身のアイデンティティを支えるようなものがあります。それは、住まいであったり、車であったり、ファッションであったりします。そういうものたちは、様式が大切であったり、フォルムや色彩が大切であったりします。華々しいデザインの仕事です。

 一方で、コモディティと言われる商品があります。洗剤や、白物家電のような商品です。フォルムや色彩の美しさが要らないとは言いませんが、それよりも使い勝手や耐久性、価格などが重視される商品です。もしかしたら、目立たないことが重要な場合もあるかもしれません。地味かもしれないけれども大切なデザインの仕事です。同じデザインという言葉でくくられていても、そのアプローチは全く違います。商品に求められるものが全く違うからです。

 まだ、整理されていないのですけれども、これからデザインに求められているものを考えていきたいと思います。

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by kakapo1233 | 2015-08-09 14:57 | 061.デザイン

何かをデザインする前に11…

 前回の投稿から日にちが経ってしまったので、話しの流れを見失って
しまったので、脈絡が弱くなってしまうかもしれませんが、ご了承くだ
さい。

 私は、デザインをする前に限らず、組織が何らかの目標を達成するた
めに、目標を設定したり、手段を検討したりする時に、絶対に外せない
のは、SWOT分析だと思っています。
 その組織の「強み」は何か、「弱み」は何か、その「強み」を活かす
機会は何か、その「強み」を活かそうとした時に、どのような「脅威」
があるか?

 話を分かりやすくするために、パン屋さんを例に話を進めましょう。
 私が、都内の有名なパン屋さんで修行をして一人前になった職人だ
とします。
 つまり、私の「強み」は、都内の有名なパン屋の味が出せるという
ことです。
 私が、育った街は、20年前に大手デベロッパーが開発した住宅地
で、街には、その場で焼いたパンを販売しているような店舗はありま
せんでした。
 つまり、私は、競合「脅威」がないと判断したのです。
 しかし、私が出店した後に、その土地にあった工場が撤退し、跡
地に大手スーパーが出店したのです。
 もちろん、大手スーパーで販売している焼き立てパンは、工場で
作られた冷凍の生地を焼いているだけで、本当の意味での焼き立て
パンではありませんでしたが、その資本力にものをいわせた品ぞろ
えと低価格で、それほどこだわらないお客様を獲得して行ったので
す。
 さて、私の戦略には、どの様な見落としがあったのでしょうか?

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by kakapo1233 | 2014-11-29 10:50 | 061.デザイン

何かをデザインする前に10…

流通(Place):その商品は、どこで売るのか?
 私が駆け出しのデザイナーだった頃は、
 デパートで売るのか、イオンやヨーカドーのような店で売るのか、
 それとも専門店で売るのか、しか、選択肢がありませんでしたが、
 今では、ネットで売るとか、今までは下請けに甘んじていた会社も
 直接、消費者に商品を届ける手段があります。
 
プロモーション(Promotion):どうやって宣伝するのか?
 商品の情報をどうやって消費者に伝えるか、
 消費者にとって一番身近なのは、テレビコマーシャルですが、
 企業の立場で考えると、とてもお金がかかります。
 広告宣伝費がかかると、当然のことながら、利益を圧迫します。
 また、商品が売れる前に、膨大な費用がかかりますので、
 体力がない企業にはできません。
 私は、費用のことが分かりませんが、下請けに甘んじていた
 企業が、直接消費者に商品を届ける場合は、ネットを利用すると
 良いかもしれません。

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by kakapo1233 | 2014-11-23 09:23 | 061.デザイン

何かをデザインする前に9…

製品(Product):その商品(製品)は、どのような商品なのか?
 今回は、コンセプト立案、5W1H法を提案させていただきました。

価格(Price):その商品は、いくらで販売するのか?
 これは、競合他社品の価格とのバランスも大切なのですが、
 原価がいくらでできるかということが最も大切です。
 何故ならば、企業は、原材料を仕入れて加工にかかった費用、
 又は、商品を仕入れた費用と、それを販売(卸)した価格との
 差を利益とするからです。当然のことながら、付加価値がある
 良いモノを作ろうとすれば、コストがかかりますし、
 生産数がまとまる(大量生産でき)れば、コストが下がります。
 競争力が高く、割安感のあるものができれば、数が売れる。
 製品の仕様と価格は、切っても切れない関係にあります。

流通(Place):その商品は、どこで売るのか?
プロモーション(Promotion):どうやって宣伝するのか?は、
次回にしたいと思います。

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by kakapo1233 | 2014-11-23 09:09 | 061.デザイン

何かをデザインする前に8…

商品のコンセプトを立案する方法は色々あると思いますが、今回は、
5W1H法?を提案させていただきました。
次に、立案したコンセプトに則って、商品を製造・販売したら、
企業にどのような利益がもたらされるかを推測してみましょう。

その商品が市場に供給されるとしたら、マーケティングの4Pで、
イメージしてみましょう。マーケティングの4Pとは、
製品(Product):その商品(製品)は、どのような商品なのか?
価格(Price):その商品は、いくらで販売するのか?
流通(Place):その商品は、どこで売るのか?
プロモーション(Promotion):どうやって宣伝するのか?です。


商品のコンセプトが決まる前に、企業の特性で、4Pが決まっており、
その制約の中で、商品のコンセプトを立案する場合もあります。
それは、企業の特性として、製造する工場の技術や設備の制約や、
商品を販売するルートが決まっていて、そこに流通させることが
前提に商品のコンセプトを立案する場合です。

だんだん、現実的な話になってきて、つまらなくなってきましたか?

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by kakapo1233 | 2014-11-23 08:31 | 061.デザイン

何かをデザインする前に7…

何かをデザインする前に6…で実践したように、5W1H法で
コンセプトを明確にすると、スプーンをデザインする前に、
どのようなことを確認する必要があるか、見えてくるでしょう。
このように、商品をデザインするということは、あなたが既に
持っている、感性を発散させれば良いということではないのです。

実際に、赤ちゃんやお年寄りが食事を摂取するということは、
どういうことなのか、理解する必要があるわけです。
また、お母さんや介護に携わる皆さんのお困りごとなども
把握しておく必要があります。

元に戻りますが、何かをデザインする前に3…で書いたように、
その商品が担っている使命との整合性も考える必要があるのです。
卵が先か、鶏が先かという議論もあると思いますが、5W1H法で
立案したコンセプトの商品を製造・販売した場合に、どのような
利益が会社にもたらされるのかという視点です。


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by kakapo1233 | 2014-11-23 08:08 | 061.デザイン

何かをデザインする前に6…

では実際に、5W1Hコンセプト法?に実際の企画を当てはめてみよう!
商品の性格上、5W1Hの順番が変わりますが、ご了承ください。

コンセプト1.
Who:赤ちゃんが、
Why:離乳食を食べるために、
When:外出時などに、
Where:ショッピングモールのフードコートなどで、
How:お母さんなど保護者の方から食べさせてもらうための
What:離乳スプーン!

コンセプト2.
Where:特別養護老人ホームなどに、
Who:入所しているお年寄りが、
When:食事の時間に
Why:ペースト食を摂取するために、
How:介護する人から食べさせてもらうための
What:介護スプーン

単純にスプーンと言っても、様々なスプーンがあることが
分かったのではないでしょうか?このように私達の周りには、
自分で食べるためのスプーンの他に、誰かに食べさせてもらうための
スプーンや、ティースプーンや軽量スプーンのように、
食べることが目的ではないスプーンもあるのです。

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by kakapo1233 | 2014-11-23 07:52 | 061.デザイン

何かをデザインする前に5…

商品をデザインするためには、コンセプトが必要です。
コンセプトとは、「全体を貫く基本的な概念」です。
何事も、例がないと理解しにくいので、例を挙げたいと思います。
そもそもこの記事を書きだしたきっかけは「スプーン」なので、
身近すぎるプロダクトですが、テーマは「スプーン」にします。

文章を書くときには5W1Hが大切ですが、商品のコンセプトも
5W1Hを意識すると良いかもしれません。
What:この場合は「何を食べるために使うのか」と考えましょう。
When:「どのような時に食べるのか」と考えましょう。
Where:「どこで食べるのか」と考えましょう。
Who:使う人の属性、大人なのか、子供なのか、赤ちゃんなのか?
    それともお年寄りなのか?男性なのか、女性なのかなど、
Why:もちろん食事を摂取するためですが、家で食べるのか、
    職場にお弁当と一緒に持って行って使うのか?
    それとも、コンビニのお弁当に付属しているもので、
    使い捨てなのか?など、使用するシーンの目的ですね。
How:自分で食べるのか、誰かに食べさせてもらうのか、なども
    意識すると良いかもしれませんね。

では、次回は、実際に例を当てはめてみましょう。

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by kakapo1233 | 2014-11-23 07:37 | 061.デザイン

何かをデザインする前に4…

前回は、ちょっと脱線して、企業の目的について書きました。
今回は、その様な背景を受けて何故、新製品や改良品を開発するか、
ということを書きたいと思います。徒然という感じですが、
しばらくお付き合いいただけると嬉しいです。

どのような商品にも寿命があります。稀に何十年間も売れ続ける
商品がありますが、現代の様に科学や技術の進歩が速く、市場の
趣向が激しく変わる時代の中では、6か月に1度ぐらいのペースで
新製品が発売されている商品カテゴリーも少なくありません。
企業は存続するために新製品を開発し続けなければならないのです。

あなたが務めている会社が、技術的に進歩している会社なら簡単。
新しい技術を取り入れた商品をデザインすれば良いからです。
つまり、新しい技術を取り入れるということがコンセプトに
なるからです。コンセプトとは「全体を貫く基本的な概念」です。

では、新しい技術がない場合には、どのようなコンセプトを
構築すればよいのでしょうか?あれ、いつの間にか長文になって
しまったので、コンセプトについては、次回にしたいと思います。

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by kakapo1233 | 2014-11-23 07:11 | 061.デザイン

何かをデザインする前に3…

前回「デザイナーは、これからデザインする商品がどの様な使命を
担っているのかという背景を、先ず、把握しておく必要がある」と
書きました。では、背景とは何でしょう。

一つは、これから新製品や改良品を開発し、製造・販売する
企業の目的をしっかり把握することです。
私が考える企業の目的は、以下の3つです。
(他にもあるかもしれませんが、忘れないために、あえて3つに
 絞ります。逆に3つに絞ることで他の目的にも気を配ることが
 できるようになりますから、心配は要りません。)

1.利益です。利益が得られなければ、従業員の給料が払えない
 ばかりではなく、株式を公開している会社の場合は、株価が
 下がったり、株主さんへの配当が払えなくなります。
 また、製造設備や倉庫、事務所や車両など資産を維持することが
 できなくなってしまいまし、サプライヤーさんから買い付けた
 原材料の支払いや、仕事を委託した会社への支払いも出来なく
 なってしまいます。

2.存続です。企業は、出来るだけ長い期間、存続し続けなければ
 なりません。存続できなくなった状況とは、倒産だったり、
 廃業ですが、それでは従業員や株主さん、商品を供給している
 問屋さんや小売さん、原材料を購入しているサプライヤー、
 何といってもお客様への責任が果たせなくなってしまいます。

3.成長です。企業は、成長し続けなければなりません。
 成長し続けなければ、従業員の皆さんに支払う給料が上がりません。
 株価も上がりませんし、配当も増えません。成長ができないと、
 今はどんなに良い商品を造って売っていても、厳しい競争に勝ち抜き
 存続し続けることができないのです。

話が、脱線したというか、元に戻り過ぎな感じがしますが、
勢いがついてきたので、この路線でしばらく投稿し続けます。
この話は、デザイナーになるために勉強している人や、新人として
採用後1年以内の人に適切なレベルだと思います。

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by kakapo1233 | 2014-11-23 07:02 | 061.デザイン

興味をそそり、感情を起こさせ、想像力をかき立てるコトをピックアップします。


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