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日本製品は「使用者目線」で作られている

日本製品は「使用者目線」で作られている

 2015年10月21日、中国メディアの中原網は、中国人消費者の間で日本製品が人気となっている理由を分析し、細部にまでこだわり、使いやすさを追求した日本製品の「デザイン力」も魅力の1つなのではないかと分析した。「日本人デザイナーは非常に真面目であること」を感じ取ることができ、気配りがあることがわかると主張。品質を追求し、自らの価値観を堅持するという精神こそ日本のデザインや製造業の発展の根源と論じた。とのこと。

 確かに、使いやすさや品質を追求するというのが、デザイナーに限らず日本製品の魅力であったことは確かだと思う。しかし近年、利益至上主義の下、消費者の購買欲を刺激することを最優先したと思われる刹那的なデザインが少なくないことも事実ではないだろうか?また、このような形振り構わずデザインの様式に頼り、刹那的に利益を上げようとする傾向は、日本に限らずヨーロッパにも見られる。過去に人気を博したMini、beetle、Fiat500をモチーフにしたシリーズだ。

 デザインの様式は、乱用するとブランドとして確立される前にステイタスを失ってしまう。特徴のあるものは、希少だからこそ価値があるという面があり、時代背景に支えられた必然性とも言えるため、必然性を失った世界では単なる遺産になってしまうからだ。

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by kakapo1233 | 2015-10-24 19:55 | 061.デザイン

DESIGNのトレンドって何処から生まれるのかな?

トレンドとは、傾向。趨勢(すうせい)。
ファッションの流行や経済変動の動向など。とのこと。
じゃ、良く聞く、デザインのトレンドってどういうことだろう。
ファッションだったら、パリ、ミラノ、東京?
パリコレなどのファッションショーから生まれるのかな?

じゃ、プロダクトデザインやインダストリアルデザインだったら、
どこから生まれるんだろう?車のデザインやカラーだったら、
やっぱりファッションのように、ショーから生まれるのかな?

でも、家電やITなんかのトレンドは、何処から生まれるんだろう?
私は、テクノロジーの進化と、ニーズとのマッチングや、
インフラの整備状況などから生まれるのではないかと思います。
だとしたら、デザインだけ勝手に考えていても、トレンドに乗れない。
むしろ、いわゆるPEST分析の方が大切になってくるかも?

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by kakapo1233 | 2015-10-18 17:06 | 061.デザイン

「東京ブランド」の確立&

  東京ブランド発信事業
  世界一の観光都市・東京の実現を目指して
  「東京ブランド推進キャンペーン」を開始します

  平成27年10月9日 産業労働局

  東京都は、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催と
  更にその先を見据え、旅行地としての東京を強く印象づける
  「東京ブランド」の確立に向けた取組を行っています。
   このたび、東京ブランドを推進する新たな取組である
  「東京ブランド推進キャンペーン」を開始します。
  本キャンペーンでは、ブランドコンセプトに基づく新たな
  ロゴ・キャッチコピーを「& TOKYO(アンドトーキョー)」とし、
  国内外の様々なシーンで活用し、東京ブランドの浸透を図ります。

この文章をまともに受け止めると、
目的は、「旅行地のとしての東京を強く印象付けるために…」
目標は、『「東京ブランド」の確立すること』
手段は、「東京ブランド推進キャンペーン」を開始する。ということ、
そのキャンペーンを「& TOKYO」とし、ロゴを制作し、国内外の
様々なシーンで活用し、東京ブランドの浸透を図ると理解できる。

では、東京を旅行地として選ぶ外国人は、このロゴを見て、
彼らが思い描くTOKYOと一致するのだろうか?
多くの選択肢の中からTOKYOを選ぼうと意思決定するための
推進力になるのか?という疑問が発生するわけです。
行動は、合目的でなければならない。税金を使うのなら尚更である。

皆さんは、どう思いますか?

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by kakapo1233 | 2015-10-17 06:17 | 061.デザイン

デザインとは、欲望の創造なのか?

 デザイナーになるための教育を受けている時は、デザイナーの役割は、住みやすい社会を作ることの一翼を担うことだと教わったような気がします。
 でも、企業に就職すると、多くの場合、デザイナーの役割は、商品やサービスを売るために、消費者の欲望を刺激することに変わります。

 売ろうとしている商品やサービスが、それを必要としている人にとって適切なものである場合、それを知らしめるために、消費者の感性などを刺激するのだとしたら、まだやりがいのある仕事とも言えるでしょう。
 しかし、企業の売り上げを上げるために、商品を売ること、そのために消費者の欲望を刺激することが、直接の目的だと言われ、安全性や使いやすさ、持続性などを配慮したデザインよりも、短期的な刺激性を重視したデザインを選択しなければならないとしたら、それは、意欲をそがれることかもしれません。

 何度も同じことを書いてきたので、繰り返しになりますが、デザインの良し悪しは、デザイナーだけの責任ではありません。
 むしろ、デザイナーが仕事を始めるときに、コンセプトを立案する人、そのコンセプトに沿って、デザインを選択してする人の責任だと言えます。

 そして、良いデザインは、良い商品、良いサービスにしか与えられないのです。
 どういうことかというと、品質の悪い商品やサービスと良いデザインは、両立しないのです。
 良いデザインとは、使う人の身になった、良い品質のことなのです。

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by kakapo1233 | 2015-10-11 08:24 | 061.デザイン

500を膨らませただけではない

 2015年9月29日、FCAイタリー(フィアット グループ)でEMEAデザイン部門ヘッドを務めるロベルト・ジェリート氏は、都内で開かれたフィアットブランド初の小型SUVモデル『500X』の発表会に登壇し、「500と共通のデザイン要素で500Xのスピリットを表現した。」と述べた。

 BMWグループのプレミアムのスモールを狙うミニが、バリエーションを拡大して成功しているのを横目に、500のデザイン要素でバリエーションを拡大するという非常にビジネスライクなモデルである。世界の自動車文化は行きつくところまで行きついて、もはや様式美に頼るしかないのか?

500を膨らませただけではない

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by kakapo1233 | 2015-10-03 14:44 | 061.デザイン

興味をそそり、感情を起こさせ、想像力をかき立てるコトをピックアップします。


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