物語の舞台は、とある企業の、とある部門。8
2018年 07月 22日
私の名は、岡田淳一。新入社員の片山真悟は、部門は、違うけどで弟子のような存在だ。
ある日、真悟くんが、同世代の女性を連れてきた。
岡田:片山くん、田中さん、丁度お昼なので、パワーランチにしようか?
片山:パワーランチ?
奈々:仕事の打ち合わせをしながらとるランチのことよ、元々は、経営者が投資家を
招待して行うビジネスランチなどをさすコトバ。ランチミーティングですよね。
TQM(株)には、ランチに使える場所が、二つある。一つは洋食のラウンジで、
もう一つは、和食の食堂だ。
片山:8時から9時までの朝食と、11時から2時までの昼食がタダ、6時から7時まで
夕食が食べられるなんて夢の様ですよね。
岡田:TQM(株)では、会社にとって最も重要なリソースは、社員だと考えていて、
だからこそ、社員の健康をつかさどる食事を無料で提供することにコストをかけることは、
パフォーマンスに繋がると考えているんだ。それに食材を無駄にしないように、
南極料理人のコンサルティングも受けているんだよ。
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by kakapo1233
| 2018-07-22 07:45
| 080.とある物語