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物語の舞台は、とある企業の、とある部門。8

私の名は、岡田淳一。新入社員の片山真悟は、部門は、違うけどで弟子のような存在だ。
ある日、真悟くんが、同世代の女性を連れてきた。

岡田:片山くん、田中さん、丁度お昼なので、パワーランチにしようか?
片山:パワーランチ?
奈々:仕事の打ち合わせをしながらとるランチのことよ、元々は、経営者が投資家を
招待して行うビジネスランチなどをさすコトバ。ランチミーティングですよね。

TQM(株)には、ランチに使える場所が、二つある。一つは洋食のラウンジで、
もう一つは、和食の食堂だ。

片山:8時から9時までの朝食と、11時から2時までの昼食がタダ、6時から7時まで
夕食が食べられるなんて夢の様ですよね。

岡田:TQM(株)では、会社にとって最も重要なリソースは、社員だと考えていて、
だからこそ、社員の健康をつかさどる食事を無料で提供することにコストをかけることは、
パフォーマンスに繋がると考えているんだ。それに食材を無駄にしないように、
南極料理人のコンサルティングも受けているんだよ。

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by kakapo1233 | 2018-07-22 07:45 | 080.とある物語

物語の舞台は、とある企業の、とある部門。7

私の名は、岡田淳一。新入社員の片山真悟は、部門は、違うけどで弟子のような存在だ。

ある日、真悟くんが、同世代の女性を連れてきた。

片山:岡田さん、紹介します。彼女は、田中奈々、僕と違って、新人研修をトップ通過して、
海外部に配属されたエリート候補だそうです。

奈々:岡田さん、初めまして、田中菜々です。片山くんが言ったことは、大げさすぎます。
ただ、英語が好きなので、海外部に配属されたことは不本意ではないのですが、
女子美でグラフィックデザインを専攻していたので、本当は広告宣伝部か、デザイン部に
行きたかったんです。

岡田:そうだったの。でも、海外部も、プロモーション活動は、それぞれの国に合わせて
展開する方向で検討しているようなので、田中さんのような勉強をしてきた人が
欲しかったのではいかな?

奈々:海外部の山田部長が、岡田さんのところにご挨拶に行くように仰ったのは、
そんな背景があるのかもしれませんね。岡田さんは、マーケテイングから商品開発に
携わったことがあると伺いました。

岡田:山田部長がそんなことを言ってたの?もう30年前になるけれど、山田部長が
北米の担当だった時、開発していた商品を北米向けにアレンジしたことがあったんだよ。

片山:岡田さん、何を熱心に話しているんですか、一番弟子は、僕ですからね。

岡田:あれ、足らないのは、ライバルの存在だって言ってなかったっけ?

奈々:ライバル?私が片山くんのですか?やった!そうしましょう!
岡田さん、聞いてますよ!師匠、よろしくお願いします!

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by kakapo1233 | 2018-07-22 07:15 | 080.とある物語

物語の舞台は、とある企業の、とある部門。6

私の名は、岡田淳一。新入社員の片山真悟は、部門は、違うけどで弟子のような存在だ。

岡田:片山くん、僕は人は「自分の技を磨きながら人格を磨いている」と思うんだ。
「人格を磨く手段として、才能と時間が与えられた。自分の技で隣の人を笑顔に出来た
瞬間、生まれてきてよかった」と思えるんだよ。

片山:岡田さん、技を磨く手段に効率を求めてはいけないんでしょうね?

岡田:技を磨くためには、途轍もない時間がかかることもあるからねぇ~
本を読むと、10,000時間ぐらいかかる。と書かれているものもある。
だから、得をしたい、なんて気持ちでは、途中で挫折しちゃいだろうね。

片山:好きこそ物の上手なれ、なんて言葉もありますものね。

岡田:そうだねぇ~プロセスそのものが楽しくなければならなんだろうねぇ~
プロセスを楽しめないということは、継続できない。成長しないということだね。
どんなに美辞麗句を並べ立てたところで、技を磨いていなければ単なる偽善者と
思われても文句は言えない。技を磨くというのは、それだけ難しい修行なんだね。
技を磨くためには、師匠とライバルの存在が必要になると思うよ。

片山:僕には、良い師匠がいるので、足らないのはライバルの存在ですね。

岡田:支障がある師匠かもしれないよ。プロセスが楽しめる課題も必要だね(笑)

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by kakapo1233 | 2018-07-22 06:49 | 080.とある物語

物語の舞台は、とある企業の、とある部門。5

私の名は、岡田淳一。所属は、品質保証部なのだが、本来、
管理職の仕事である新人教育も仰せつかっている。

そんなある日、私が勤務している、それなりに大きく、それなりに
儲かっている「TQM(株)」に、一人の新入社員が入って来た。
彼の名は、片山真悟。芸大を始めとする美大をことごとく落ち、
東京にあるデザインの専修学校に通っていたらしい。

彼は、入社試験で提案した照明のアイデアが、デザイン部の部長の
目に留まり、入社したとのことだったが、新人研修の際に、再教育が
必要だということになり、他の新人と別メニューになったのだ。

そして、その教育係として、今年、定年を迎え、再雇用嘱託として
会社に残った。私(岡田淳一)が任命された。更に、人事部は、
この度の件をOJTのモデルケースとしたいということで、
60歳の私と、この22歳の若者との二人で、チームをつくり、
新しいプロジェクトを進めることを要求してきたのであった。

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by kakapo1233 | 2018-07-22 05:14 | 080.とある物語

物語の舞台は、とある企業の、とある部門。4

 私の名は、岡田淳一。所属は、品質保証部なのだが、本来、管理職の仕事である
新人教育も仰せつかっている。今回のテーマは「仕事の進め方」だ。 
 最近は、良い人材が採用できるようになった「TQM(株)」なので、中には、
勘の良い新人も少なくないが、殆どは、組織の目的や目標、それを達成するための
手段について、繰り返し話さなければ身につかない。

 私のモットーは、管理される仕事の進め方から、自ら管理する仕事の進め方への
チェンジ。誰だって、管理されるのは面白くないが、だからと言って野放しでは
仕事が終わらない。近年は、目標管理制度を取り入れて、自ら宣言した目標を
達成するというマネジメントもあるが、往々にして期限ぎりぎりになって
やっつけるような仕事の進め方になってしまって、質があがらないことが多い。 

 自ら管理する仕事の進め方では、「TQM(株)」の組織ポータルに、自分が
進めている仕事をアップして見える化し、仕事の進捗状況を管理する方法だ。 
依頼者が、相手の「マイ・ページ」に仕事を依頼しても。仕事を受ける側が
承諾するで情報は開示されない。期限についても「なるはや」は、禁止。
短納期で頼むと、承諾された時点で、頼む側の段取りの悪さが見える化される。

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by kakapo1233 | 2018-07-21 13:30 | 080.とある物語

物語の舞台は、とある企業の、とある部門。3

 私の名は、岡田淳一。所属は、品質保証部なのだが、商品の企画・開発に関する会議があると、
ファシリテーターとして派遣される。ファシリテーターとは、会議に参加する人たちの知恵、
情報、経験などを最大限に引き出すために、全員が平等に参加できる場をつくる役割である。
 
 会議では、おうおうにして上司の意見が通ってしまいがちだ。上司は、ある意味その組織で
実績がある人物であるわけだが、だからこそ過去の成功に捕らわれてしまいがちだ。不確実性が
高い時代には、過去の成功に捕らわれない参加しているメンバー全員の知恵,情報,経験などを
最大限に引き出し、過去の成功に捕らわれない、これからの社会で役立つ商品やサービスを
開発する必要がある。

 ファシリテーターは、メンバーの参加度とプロセスの共有度を高め、アイディアや思いを
引き出し、論点や筋道にそって合理的に意見をまとめていくことによって、全員が満足でき、
質の高いコンセンサスを構築する役割を担うのである。

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by kakapo1233 | 2018-07-16 18:13 | 080.とある物語

物語の舞台は、とある企業の、とある部門。2

 私の名は、岡田淳一、今年、定年を迎え、再雇用嘱託として会社に残った。
 組織を離れても稼げる力には、自信がないが、新しいものに挑戦できる好奇心や
前向きな姿勢、見知らぬ人とも良好な関係を築ける人付き合いの能力などには、
自信がある。

 人の寿命が伸び、必然的に働かなければならない期間が長くなる人が多くなる。
社会は激しく移り変わり、個人の体力、心も変化するわけですから、いままでの
働き方が、ずっと通じないわけで、現実をしっかり見つめて冷静に対処しなければ
ならない。 

 多くの人がこれからの働き方について不安を感じ、悩み、なんらかの新しい
方法や考え方を見つけようと模索し始めている。必要なのは組織と個人の関係性や
家族の在り方も含めた根源的で本質的な問題について一人ひとりがしっかりと
考えることなのです。

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by kakapo1233 | 2018-07-15 04:53 | 080.とある物語

物語の舞台は、とある企業の、とある部門。

 それなりに大きい会社で、それなりに儲かっている…
 だが、ここ数年、目覚ましい新製品が生まれておらず、売り上げも
利益も伸び悩んでいる。そんなわけで、競争優位性を維持するために、
新たな価値を生み出し続ける必要に迫られている。

 しかしながら、イノベーションが起きにくい体質があった。
会長を始めとする役員が、営業畑出身で、技術的なことに疎く、
それぞれの事業部が提案する新規事業が、潰されているのだ。

 会社は”事業の継続”が本来の目的であり、そのために”社会や顧客への
貢献”を行い、その対価として”利益”を得るわけだが、往々にして短期的な
利益を追う形になって不誠実なことが起こり、長期的な信用を失っていく。

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by kakapo1233 | 2018-07-14 19:36 | 080.とある物語

興味をそそり、感情を起こさせ、想像力をかき立てるコトをピックアップします。


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